2024年哲学の旅

2024年3月3日、自担が結婚した。
こんなとき、世界でいちばん大好きな人、なんて風流な言葉が使えない自分のことはいったんスルーさせてほしいけれど、少なくともここ2年くらいは「いちばん」と表してもいいくらい熱量を注いでいた自担が結婚した。

週刊誌報道などもなく、あまりにも突然の出来事で、とりあえず笑うしかなかった。そのあとにじわじわ嬉しい気持ちがこみ上げてきて、笑いながらおめでとう、と言った。

事務所のサイトに掲載された彼の文章は、私の知っている彼そのもののような言葉だった。
まずは端的な報告、そしてこれまでの応援への感謝、ファンへの寄り添い、メンバーへの感謝、将来への抱負、結びの挨拶。
ビジネスマナーの教材のようでもあるこの文章は、結婚報告の文書として、これまでで最も、素直に祝うしかないなこれは、とすんなり受け入れられたものだった。あくまで私の体感でしかないが、SNSには似た考えの人が多かったように感じる。
これまでも「自分はいいけど、自分のことを応援しているファンはどう思うか」という視点を持ち、言及し、ブラッシュアップしてきた彼らしい、アイドルとしての「自覚と誇り」を可視化したようなファンへの寄り添い。この部分において、やはりどこまでもアイドルでいてくれる安心感が受け入れやすい要因のひとつでもあると考えられる。正直に言ってこの部分だけで『完敗』のひとことに尽きる。
寄り添いながらも、「愛と最高のエンターテインメントを届けていけたら」「ファンの皆様と一緒に美しい光景を」「今後の新たな(自分)に期待してくだされば幸いです」と美しく結ぶ。彼の所属するグループに似合う、美しい言葉で。どうかこの先も一緒に、と。

どこか寂しい気持ちがあることは否定できないけれど。
昨年秋にリリースされた曲を聴きながら、なぜか不思議と「はやく結婚しないかな~」と思っていた自分の第六感にもまた笑って。
そうやって、寂しい気持ちを奥底にしまって、笑いながら応援しつづけていくんだ、と思った。

その感情が180度変わったのは、その翌日のことだった。
3月4日に報道各社に送られた、事務所伝統のご挨拶品。
美味しそうなお菓子に添えられたコメント。

チョコレートに添えられた、哲学の言葉。

哲学の言葉を引用することは、作家としての側面がより際立ったここ数か月の彼らしく、知的なイメージも相まって好印象を与えるであろうことは想像に難くない。

しかし、私はこの哲学の言葉に絡めとられ動けなくなってしまった。

 

”世界を変えたいのなら、自分自身が変わらなければならない。
すると同時に、世界は変わった自分と同じように変貌する。
そして、きみ自身が幸福に生きるならば、世界はもっとも大きくなって輝くだろう”



いやいや待ってくれよ、というのが素直な印象だった。
昨日までのあの寄り添ってくれていた優しい彼はどこへ?と思った。

まるで、素直に祝福することが出来ないファンを否定するような言葉ではないか。

だれひとりとして取りこぼさないように、きっと考え抜いてくれたのであろう言葉をくれた前日と打って変わって、置いて行かれたような気分になった。曲解であることは百も承知だけれど、彼が結婚という選択をして幸せに生きることを肯定しなければならず、寂しく思うことすらも許されないように感じた。そうでなければ、世界は狭く暗いままなのだと。


彼が自分のファンのことをどう分析しているのかは知る由もないが、少なくとも私は彼を応援するにあたり「なぜ」「どうして」という部分にかなりこだわってきた(らしい)。
らしいとつけたのは、あまりにこの件に関して怒りが収まらず友人に話を聞いてもらったところ、「ほんと彼の担当らしい行動、思考回路」だと分析されてしまった。しかし思い返すと友人の言うことは正しく、彼の行動、言動の理由を突き詰めて考えるのは無意識の癖のようだった。
彼が文章を書く人だからか、私が読書好きな人間だからか、「言葉」に関する部分は殊更に追及したくなるようだった。

そこで今回も、彼の思考回路をとことん突き詰めようと腹を決めた。
彼が引用した言葉には作者名がヴィトゲンシュタインと添えられており、『論理哲学論考』という本の「超訳」からの引用であることは簡単に判明した。

ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタインは1889年にオーストリアの大富豪一家の第9子として生まれ、イギリスの大学で研究を進めた哲学者。独裁者として名を馳せたヒトラーと同年生まれで、同時期に同じ学校に通っていたというエピソードもある。第一次世界大戦後に発表した『論理哲学論考(通称:論考)』が代表的な著書。1951年4月29日没。

ちなみに今回哲学とともに送られたチョコレートは、フランス生まれのパティシエがイタリアで興したブランドのもの。国内にも東京都内を中心に10店舗あるものの、彼が「ゆかりの地」としてきた土地との関連はなく、なぜ選ばれたのかは謎。(真偽不明ではあるが、ヴィトゲンシュタインはチョコレートが好きだったとか。)

今回引用されたのは論考の「超訳」。
超訳とは、意訳にも近いが、「原文を直訳したものを、日本語で分かりやすく再編したもの」という認識で間違いがなさそうだ。改変が加えられており、意図が恣意的に変えられているとして忌避する人もいるジャンルでもある。

まずここに引っかかる。

文章を生み出す作家である彼が、本人の死後、数多の人の手が加えられた超訳を真っ向から肯定しても良いものなのだろうか。

とはいえ、この超訳がどの程度原文から乖離しているのだろうか。
そこで私が購入したのが丘沢静也訳の論理哲学論考である。
いくつも発行されている日本語版の論考の中で丘沢訳を選んだ理由が明確なわけではないが、2014年初版発行と新しい本であることはひとつの決め手となった。

哲学書を読み慣れているわけではないので時間をかけてじっくりと、3周読んだ。
記号や慣れない言葉遣いに苦戦しながらも、時折すっと飲み込める言葉があり、新たな読書体験になった。

さて、チョコレートに添えられた哲学は、というと。

“善意または悪意が世界を変えるなら、変えることのできるのは、世界の限界だけである。事実を変えることはできない。言語によって表現できるものを、変えることはできない。
要するに、そのとき世界は、意思によって別の世界になるに違いない。いわば全体として、世界のサイズが増減するにちがいない。

幸せな者の世界は、不幸せな者の世界とは別の世界である。“

ここで敢えて、超訳を再引用する。

“世界を変えたいのなら、自分自身が変わらなければならない。
すると同時に、世界は変わった自分と同じように変貌する。
そして、きみ自身が幸福に生きるならば、世界はもっとも大きくなって輝くだろう”

分かっていたことではあるけれど、やはり受ける印象が全く違う。

6.43と番号が振られている丘沢訳の論考において、6.431には
“それはまた、死んだときに世界は変わらず、世界が終わることに、似ている。”
と続いている。
そもそも5.6では
“私の言語の限界は、私の世界の限界を意味する。”
と記されている。

丘沢訳の論考を読んで受ける印象からは、変化を受け入れられない人、変化をしない人を否定するニュアンスは感じられない。哲学らしいと言えばそうなのかもしれないが、ただ、そういう事実、といった印象がある。私が丘沢訳の論考のこの部分を超訳するとすれば

“善意や悪意で世界は変わらないが、変わるとすればその人の世界の広さだ。善意や悪意といった意思によって、自分の知識や知見を広げ、世界を広げることができる。
この「広がった世界」は、自分を幸せだと思う人と、不幸せだと思う人とでは全く別のものになる。“

とするかな、と思う。論考読んだだけの哲学素人が出しゃばるような真似をするものではないと重々承知しているけれども。

それでも、ポジティブ思考になる為に人の手が加えられた超訳は、やはり安易で、翻訳ではなくあくまでも超訳なのだと思い知った。

彼にとって大きな決断で、アイドルとしては勝負のタイミングで、超訳を引用したのはやはり安易だったのではと思う。論考を全文読んでいれば、「世界」という言葉の意味ひとつとっても、あの超訳とは違うニュアンスを感じ取れるはずなのに。超訳だけ読んで日本語版の論考を読んでいないなんてことはあるのだろうか。ラジオとか雑誌とかそこまで熱心には追えてないけどどこかで論考に触れている話があるのだろうか。
考えれば考えるほど、彼の言葉選びに(時に腹を立てることはあれど)惚れ込んできたこれまでと乖離があり、この1件のみで大幅に評価を下げることにした。

どれだけあの超訳の言葉を彼が気に入っていたのだとしても、本来の論考から大きく意味が外れているという事実を無視することは、私にはできなかった。


結婚と、この哲学への意見の相違を持って、担当を降りることも考えないわけではなかった。
それでも私は現状、彼を応援しつづけることを選択している。

ファンになりたての頃。
彼が好きだと言った「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を、彼が読んだといった村上春樹訳で読み、あまりにも理解できずに、理解することを投げ出したことを思い出した。

10年前に同じ経験をしていた。

10年前、それでも応援していたのだから。
熱意に波はあったとしても、10年以上続けてきたものだから。

まあ、このまま続けていてもいいか、と、決めた。
自分の意思で。


そういうことなので。
引き続き喧嘩しながら応援していく所存です。
期待してるぜ、愛と最高のエンターテインメント。



せっかくなので、なんか好きだった論考の言葉をいくつか引用しておきます。

”4.114 哲学のするべきことは、考えることのできるものの境界を決めると同時に、考えることのできないものの境界を決めることである。
哲学のするべきことは、考えることのできるものによって内側から、考えることのできないものを、境界の外に締めだすことである。“

 

”4.2211 たとえ世界がかぎりなく複合的であり、その結果、どの事実もかぎりなく多くの事態からなりたっていて、その事態もかぎりなく多くの対象で組み合わされているとしても、その場合にも、対象たちや自体たちが存在しているにちがいないのではないか。“

 

”5.511 すべてを包括し、世界の鏡像となる論理が、こんなに特殊な鉤針と細工をなぜ必要とするのだろうか? それは、これらがすべて結びついて、はてしなく繊細な網細工となり、大きな鏡になるからにすぎない。“

 

”6.36311 太陽はあした昇るだろう、というのは仮説である。いいかえれば、太陽が昇るのだろうか、昇らないのだろうか、は私たちにはわからない。“

 

”6.373 世界は、私の意思に依存していない。“

”6.374 たとえもしも、私たちの望むことがすべて起きるとしても、それはいわば、運命の恩寵にすぎないだろう。というのもそれは、意思と世界の間にあって、それを保証する論理的なつながりではないのだから。そして、物理的なつながりを想定するとしても、そのつながりを私たちは自分では欲することができないだろうから。“

 

”6.44 世界がどうであるかということが、神秘なのではない。世界があるということが、神秘なのだ。“

 

NEWSと私の3曲

今更ながら、2022年に実施された
「NEWS 20th Anniversary」楽曲投票の話をします。

 

私の3曲はコチラ。

・CRY(収録:NEWS)
・愛言葉(収録:White)
シリウス(収録:QUARTETTO)

いや~~悩んだ。悩みました。
コンサートとして大好きなNEVERLANDからも入れたかったし、最新の音楽からも入れたかったし、Quntastic!とか36℃とかSupernaturalとか秋の空とか、HIGHER GROUNDとかフルスイングとかバタフライとかSnowDanceとかDistanceとかイノセンスとかESCORTとか世界とかあやめとかなんだかんだURnotalneとかKMKとか三銃士とかも、入れたい曲はごまんとあって選びきれなかったです。それぞれの曲に思い出があってどれも捨てがたくて、なんで3曲なの?嵐のアラフェス投票だってもっとあったよ?と思いつつ、結局上記の3曲に絞りました。


・CRY

「明日は強くなれ 涙はいま流してしまえ」というサビのフレーズに、何度心を救われて、何度この曲と一緒に涙を流したことか。数え切れないほど、何度も私と一緒に泣いてくれたCRY。歌詞のとおりそのままに「勇気つめこめ」でめいっぱいの勇気をもらいました。
学生時代にしんどかったとき、実習中に怒られすぎて行くのが嫌になってしまったとき、仕事でなにもかも上手くいかなかったとき。言葉にできないくらいの小さなささくれも、叫び出したいくらいの衝動も、全部この曲が包み込んで流してくれました。駅のホームでも、茨城の海辺でも、暗くて狭いバックヤードでも、大海原の上でも、いつだってこの曲とNEWSがそばにいてくれました。比喩でなく、本当に一緒に。

私がNEWSを好きでいる理由のひとつに、共感性というか、共感してもらえること、があると思っていて、この曲はまさにそれの象徴のような気がする。私の気持ちに寄り添ってくれて、分かるよ、大丈夫だよ、って言ってもらえてる気持ちになれる。NEWSの応援歌人気が高いのはそういう曲が多いからじゃないかなと思っています。

上に書いた「世界」や「U R not alone」も似たような理由であげられるほど大好きなんだけど、一緒にいた時間がいちばん長いからかな、CRYがどうしても特別です。いつかまた歌ってくれるといいな。

 

・愛言葉

最初に世に出た時は「~てをひいて~」があったのに、正式にリリースされたらなくなって「てずてってとって」がよりファンにしか分からない暗号ぽくなったというところが大好きです。
「届けっ、愛の言葉」が歌詞として正式表記なのも、▢♡▽〇という記号の表現も、NEWSにしか出来ない表現で、NEWSにしか歌えない曲だからこそ大好きな曲です。

私がNEWSを好きになったのがチャンカパーナが出て、10周年で、というタイミングで。その頃に初めて聴いたこの曲はある意味「憧れの曲」。NEWSのファンになったらNEWSにこんなに愛してもらえるんだ、と思ったことを今でも覚えています。
NEWSのファンをしていると時々、意味がわからないくらいしんどい思いもするけれど、そんな時にもこの曲があれば大丈夫と思わせてくれた。よくNEWSは宗教だと言うけれど、もしかしたら愛言葉が私のNEWSに対する宗教観を作ったのかもしれない。愛して愛されて、笑ったり泣いたりして、NEWSのくれる言葉の魔法にかけられる、そんな宗教。

「甘えたり 泣いちゃったり 支えて」そうやって歩んできたと、好きになってもうすぐ10年になる今は胸を張って言える。「10年前の僕よりもっと君を笑顔にさせてみせるから」は有言実行してもらえたよ。あの頃憧れてたNEWS担はこんな宗教だった気はしないけど、今の私のNEWS担としてのスタイルは気に入ってるよ。

シリウス

なかなかCMのなかった時期から突如いろいろなタイアップをいただけるようになった2015年。なんだか奇跡みたいな時期だったね。そして今もまたそんな時期になっているのかもね。

「このまま時を止め 夢のままいられたら」という歌詞を好きにならないジャニオタはいないんじゃないでしょうか。コンサートの夢のような時間、永遠に終わらないでほしい・・・


「君を離さない」と歌ってもらえる幸福感、「空に願う」というフレーズで東京ドームの天井を見上げる仕草、「永遠だったときめきを置き去りにして」という歌詞が持つ共感性の高さ、どの歌詞も寂しさと愛しさが同居していて大好きで大切な曲です。

歌詞はもちろんなんですが、この曲が大切なのは歌割りが嬉しかったからに他ならないです。歌い出し、手越祐也くん(以下てごぴ)の圧倒的な歌唱の上ハモにいる加藤シゲアキさん。とにかくこれが至高。ちょっとずつ加藤シゲアキさん(以下しげぴ)の歌唱が評価されるようになっていたあの頃、てごぴのボーカル、あまりにも圧倒的でもはや絶対的とも言えるあの歌声に添えるハーモニーとしてしげぴが、しげぴの歌声が選ばれたことが嬉しくて嬉しくてたまらなかった。てごぴとしげぴ、つまりテゴシゲという、NEWSの末っ子2人の堂々たる歌い出しがあまりにも最高。初年度(QUARTETTO)ではセグウェイとかいう謎演出の餌食になったものの、次年度(NEVERLAND)ではテゴシゲのハーモニーを存分に堪能できる形での披露になってテゴシゲ担の私が歓喜しました。しげぴの歌の1年間の進化も感じることが出来て、今でも大好きなのはNEVERLANDオーラス東京ドームのシリウスです。振り付けの手の動きも好きです。テゴシゲが同じ振り付けをして、揃っているのに、なんだか違って見えるのもテゴシゲのテゴシゲたる所以。結局テゴシゲしか勝たん。そういえばこの時コヤマスってなにしてるんですか?踊ってるの??

ところで「シリウス」というのは全天中で最も明るい恒星(太陽は除く)のことですね。この曲ではそんな明るい星に恋の相手を例えて歌っているわけですが、なんというか、あまりにテゴシゲすぎるよなあと思ったことがあります。お互いの才能や努力を真正面から肯定し合うテゴシゲには、この曲が良く似合いますね。

最近のしげぴはファルセットの歌割も増えたし、なんでか歌割も増えたけれど、シリウスの上ハモをもらえた喜びは今でも一番の喜びだと思えるし、この曲があるから今の上ハモももらえるんじゃないかなんて思ってはいます。


以上3曲!
なんか結局テゴシゲの話しかしてない。でもテゴシゲが今でも大好き。

私にとって「最も近くにいてくれた曲」と「NEWSへの気持ちを作った曲」と「いちばん大切な思い出の曲」の3曲。極論、この3曲への気持ちがそのままNEWSへの気持ちとして昇華されているような気がしてこの3曲にしました。
例え1曲も2023年に歌わなかったとしても、なんだか今のタイミングでこの気持ちを整理できたのはいい経験になりました。もうすぐNEWS担10周年だってこれ書くまで気付いてなかったし(笑)

音楽ツアーでもう一度NEWSに担降りした気分になった私の、今の気持ちを書けて良かった。これからも、3人肩を並べて、歌い続けていてね。

君の言葉に笑みを

初めて聴いたとき、なんなんこれは、と思った。

こちとらNEWSの声が聴きたいねん、と。

 

ただ、曲を最後まで聴いて、鳥肌が立った。

小さな女の子の声が、こう言ったから。

 

『イルカのトレーナーになりたいです』

 

それは昔の自分の夢だった。

正確に言うと、水族館で働く獣医師になって、イルカを診たかった。

ただ、今は水族館で魚と向き合っている。

獣医師になる為の大学で、6年間も犬猫や家畜の勉強をするのが嫌で、飼育職を目指すことになり。

実習や就職活動を重ねる中で、海獣類(イルカやアシカなど)も魚類も希望するようになり。

最終的には今の職場で魚類チームに配属され、すぐ死ぬ魚たちをいかに生かすか、それに全てをかけて、必死に仕事をしている。

 

水族館の飼育員は、子どもたちにとって、そして生き物が好きな人たちにとって、夢の職業だ。

それは、幼い頃の自分がそうだったように。

「憧れられている」ということは、日々肌で感じている。

お客さんからの興味津々の視線、そして質問攻め。

時折、「遊びみたいな仕事で羨ましいなあ」なんて言われることもあるけれど、

「どうしたら飼育員になれますか」と聞かれることもある。

答えは、「知らない」でしかないけれど。

水産学科のある大学に行くなり、専門学校に行くなり、手立ては色々とあるけれど、最後には「運と根性」が勝つと言われる狭き門の世界。

実際、私も専門学校を卒業して数週間のニート生活を経て就職に至った経緯がある。

その頃の自分にあったのは、子どもの頃から夢見てきた「水族館のお姉さんになりたい」という夢を叶えたいという、意地とプライドだけだった。

『誓いあった僕らの絆』は私にもあって。

“U R not alone”を歌うNEWSの4人を目の前に、「次は絶対、水族館のお姉さんになってNEWSに会ってこの歌を歌うんだ」と勝手に(心の中で)宣言した。

 

自分に謎の自信があって、簡単に飼育員になれると思ってた。

そう簡単にいかなくて、就活が不採用続きで、どうすればいいのか分からなかった。

でも、『まだまだやれる』『報われない日々はきっとない』って、きっと私も思ってた。

 

 

夢を叶えた日々は、夢の国でも宇宙の果てでも想像の世界でもない。

毎日しんどいし大変だし疲れるし怪我するし基本的に生臭いし。

給料は信じられないくらい低いし海沿いのド田舎だから現場に行くのも一苦労だし。

 

 

それでも、

この仕事をしていてよかったと思えることがたくさんある。

 

嬉しいことも、楽しいことも、たくさんある。

 

 

 

『光の影の道』を『笑顔を絶やさぬように』歩くのは、簡単なことじゃない。

就職して何年か経って、マイナス面ばっかり見えてきて、そういえば愚痴が増えた。

 

でも、憧れてくれる、小さな女の子がいる。

顔も知らない女の子。

それはきっと、この声の持ち主だけじゃない。

そんな誰かの為に、もっと笑顔でいようと思った。

素敵な「水族館のお姉さん」でいよう、って自然と背筋が伸びた。

 

 

きっと狙った感想じゃないだろうけれど。

この曲を作ってくれた皆様、そして歌ってくれたNEWSの4人。

ありがとう。

思いがけず、自分を見つめ直すことができました。

 

 

そして、あの声の女の子。

私に、初心を思い出させてくれてありがとう。

イルカのトレーナーは大変なお仕事だけど、

やりがいに溢れた、絶対にいい職業だよ。

きっと、トレーナーになれるから。

素敵なトレーナーになってね。

 

 

私は、夢の国で、明日からも生きていきます。

これが私の夢、だから。

なな的 ヴァンステ感想まとめ

好きだったモーツァルトさんは全部だけどまあ敢えて挙げるならということで... ほとんどモーくんの話。中の人はみ出した話もします。あくまでも感想。セリフはニュアンスです。

OP、バラの花びらを自分で舞わせるとお顔の前に散るのが美しい~~双眼鏡で覗いてるとちょうどいい感じにTwitterのアイコンみたい。
ちなみに倒れ込むのちょっと下手っぴでかわいいモーくん。歌って踊ったらそれはまあモーくんっていうかとみおかけんとさんです...

ここから本編

とりあえずアーサーに引っ張ってこられた挙句、放置されて拗ねてるアイちゃんが可愛すぎる。あのステフォ売ってほしすぎる...

ジャンヌとレオぴと一緒に遅刻してきたモーくん。レオぴに駄々こねてたことバラされてちょっと不服そうな顔するのかわいい。

「アーサー、誕生日おめでとう、じゃ。」手を後ろ手に組んだまま話し、そのままくるっと踵を返すツンツンなモーくん。 この手を後ろ手に組んでる立ち方はモーくんだけど、普通に手を下ろしてるときはけんちゃん。かわいい。

「空気に字が書いてあるのか?」「そんなところで天然出さなくていいから」さてはヌーちゃんとモーくん仲良しだな??協調性ないコンビ、それはそれで波長が合うのかな...かわいいな...

「どっから入ってきてるの太宰!」「そこ。」みたいなのめっちゃ好きでした...!食堂のシーン、太宰さん暗転してても絶対あそこから出入りしてるんだよな...すき...。

「城門が開く音はしなかった。」あらさすが耳がいいのねモーくん。黙ってワイン飲んでる(ふりをしてグラスを口元で傾けてるだけで口に含んではいないように見えた)だけかと思ったけどこういう大事なことはちゃんと発言してくれるタイプなのね。

「あれはショパンだ。」モーくんの曲じゃなくて悲しかったね...(இωஇ`。)アーサーが悪い... モーくんも革命って曲書こうね(இωஇ`。)

「そんなに警戒しなくていい。ワインでも飲めば?」かっこよく差し出してるけどそのグラスはアーサーのだからね?アーサーびっくりしてたよ?アーサーにはツンなのにナポにはデレなモーちゃん。
「いらないなら、いい。」諦めの早いモーくん。え、そのグラスはアーサーに返すんですね?モーくん潔癖なのに人が潔癖かどうかは気にしないんだ...アーサーとナポの間接キスでも狙ってんの...?ていうかうちのモーくんが初対面のナポにこんなに優しくしてるんだからワインくらい飲んでやってくれよナポ...!!!

ピアノごと運ばれるモーくん。もはやモーちゃん。この1回目はなぜかセバスが運んでるし、セバスそのまま捌けるし、あれは一体...?さてはセバス、職権乱用だな?ずるい。わたしもモーくんをピアノごと運びたい。セバス代わって。 もしくはピアノ台とモーくんのセットのフィギュア売ってくれ。せめて疑似体験で運ばせてくれ。

「悪かった、作曲の邪魔をした。」話しすぎたと後悔して立ち去るナポ。ナポが去った方向を見つめるモーくん。え、そんな愛おしそうな顔しないで?ナポのこと好きになるの早すぎるよモーちゃん。
「楽譜に触るな!」モーくんったらアイちゃんにそんな事言わないの~~アイちゃんかわいい。
「人の心を読むな!」太宰さんに図星なこと言われちゃっておこなモーくん。怒ってスタスタ歩いてピアノ前に戻るのかわいい。
「いつまで経っても至高の音楽に辿り着けなくて生に執着する愚かな男の話をしろって?」ピアノに寄りかかってかっこいいポーズで言うセリフじゃないと思うけど~~でもかっこいい~~!!!

シェイクスピア(ウィル)の客席通路、ウィルこと南くんの顔が綺麗すぎ事件。紙を持つ手が震えているように見えたけど、あれはそういうお芝居なのかな...?

敵が入ってきて逃げ回る偉人たち。真っ先に一番後ろに下がるモーくん。完全に守られる姫ポジ。アイちゃんとモーちゃん、姫。敵に目をつけられたモーくん、3歩下がる。敵、踵を返す。えっなんで!?!?モーくんもはや倒すまでもないみたいな雑魚キャラなの!?!?愛しい!!!!

ナポが牢屋に入れられることになったときに俯くモーくん。かなしいねえ...モーくんはナポのこと信じてるもんねえ...

アーサー、アイちゃんの客席通路シーン。リンゴ剥くための果物ナイフなら持ってるアイちゃん可愛すぎん...?アーサーはペンしかないけどね!とか言う割につよい。ペンめちゃくちゃ凶器。「戦いには重力も必要だっ!」って敵を階段から突き落とすけど、えいっ、えいっ、えいっ!って落としていくの可愛い。

アドリブシーン、千秋楽のモーくん見れて嬉しかった...。艶っぽいアルパカ。1人目のアーサーはちょっと脱いでやばかった。あと2人いるって言われてモーツァルトとレオナルド!って言われた時オチにされたらどうしようと思ったけどレオぴがオチになってくれました。
モーくんの艶っぽいアルパカ、客席に背を向け脚をクロスさせて菜々緒ポーズ的なことをした上で、顔だけこっち向けて変顔、「がー」みたいな鳴き声。正直おしりがプリティーすぎて双眼鏡を覗きながら目を見開いておしりと顔を両方見る努力しかしてませんでした。かわいかったです。ありがとうございました。
レオぴはなんか最後セクシーポーズとってた。艶っぽかったです。しっかり落としてくれてよかったー!!!!

「便利なやつだ」ヌーちゃん、優しさが不器用でかわいい。わたしがセバスならヌーちゃんに担降りするのに!!!!ていうかセバスは「離れてくれるなよ」って言われてあんなに抱きつくのずるくない???セバス、ずるくない???

「君は作曲でもしてな」「こんな騒がしいところで出来るわけないだろ」「君は騒がしいところは嫌いだったね」「騒がしいの度を超えてると思うけど?」さては、モーくんとレオぴ、仲良しだな?醸し出される付き合いの長さ...旧友感...いなとみしんどい。モーくんの楽譜を武器にしちゃうレオぴ、いなぴみがつよい。後ろの方で「えっ、あっ、楽譜っ」しか言えなくなってるモーくんかわいい。ナイフに紙の楽譜で立ち向かうレオぴ、いなぴみがある。ちょっっっとだけ頭が弱くてかわいい。予想通り真っ二つになる楽譜。「俺の楽譜~~(><)」悲しみにくれるモーくん。千秋楽でピアノの音鳴っちゃってた。あのピアノ音鳴るんだね?悲しいから怒ってとりあえずレオぴ殴るモーくん。モーくんが殴るシーンってもしやここだけ?足技が多かったモーくんの貴重なシーン。しかもレオぴだいぶダメージ受けてるからめちゃくちゃに思いっきり殴ってるモーくん。つよい。「どうしてくれるんだ!」って言う割には「全額弁償だ」って、お金で許してくれるんだ......書いた楽譜がダメになったことが悲しいんじゃなくて紙がダメになったことが悲しいの......?「不愉快かつ不潔だ!」モーくんもう怒ったぞ<(`^´)> って感じで戦い始めるモーくん、手始めにレオぴのこと蹴り上げるのやめたげて。レオぴめちゃくちゃダメージ受けてるじゃん。身内から2回も攻撃受けるレオぴ、かわいそかわいい。さっきまでモーくんのこと守ってくれようとしてたレオぴ、ピアノの影で「モーツァルトこっわぁ」みたいな感じで怯えててかわいい。しかもモーくんめっちゃつよい。え、ぜんぜん姫ポジじゃないんですけど。めちゃくちゃ足技で倒すしバク転も側転も回し蹴りもするやん。モーくんつおーーーい。(メタマクか) 原作ゲームのモーくんは馬車ダメだから三半規管ダメな子かと思ったけどアクロバットは大丈夫なのね...?中の人と同じスタイルですね。千秋楽ではバク転の足を受け止めるアンサンブルの人と上手くいかなくて膝を床に打ち付けてたので心配ですが元気そうなので怪我とかはしてないっぽい。とにかくSETの大関さんがけんちゃんのアクロが好きだということは伝わってきました......「そんなに生きたいのかよ」「考えてることは同じだけど」「とりあえず、逃げるか!」えっ逃げるのかよレオぴとモーくん。駆け出すのうける。ここのシーン、モー推しみんな好きでしょ? #いなとみのすすめ に映像として追加したいシーン。

「ナポレオン、俺は君を信じてもいいのか?」とみたいしんどい。このセリフがあったシーンの時系列忘れた。ごめん。

「いつからそこにいた?」「さあね」レオぴとアーサーのちょっと緊迫したやりとりドキドキする...「純血種同士なら話すと思ったのに」って~!!!年上のまとめ役的な立ち位置のレオぴに対してそんな言い方するアーサーがわりと年下キャラでかわいい。いなのぶの大人っぽいひりひりしたやりとりってそれだけでかっこいい...顔がいい...

おこモードのモーくん、めちゃくちゃ戦うタイプの武闘派なのにアーサーが時々守ってくれる。アーサー優しい。これはモテる。

ナポを牢屋から出す為にアーサーとアイちゃん、レオぴとモーくんで二手に分かれるシーン。「バトル再開だ!」のレオぴかっこよ。武闘派モーくん、めちゃくちゃ戦う。姫どこいっちゃったのよ。スローになるシーン、動き全体的にはスローだけど蹴る動きとかはそこまでスローにならないのかわいい。めちゃくちゃロイヤルに敵を倒していくモーくん。レオぴが戦ってる時は敵の背中の上に足乗せてじっとしてるけど、あれほとんど体重かけてないようにみえるなあ...体幹どうなってるの?立った状態からブリッジして回るのすごい。体柔らかいね。このときジャケットがめくれるのでそこばっかり見ててごめんなさい。ありがとういいおしりです。スローの走り方で捌けてくのちょっと愉快。

ウィルの真相を知る太宰。飄々と「散歩してたら」とか言うわりに、「彼の道に影を落とすような真似は許さないよ」と力強く宣言する太宰。めちゃくちゃかっこよかった......このセリフ言う太宰さん、正面じゃなく横顔なのがいいんだよな...

「甘いよ」あまーーーーーい!!!(違います)
伯爵がピンチ!ってところで突然ぐえってなるジャックザリッパー。左肩を押さえてどうしたのかと思ったら、モーくんが右肩の羽根ペンを投げたらしい。下手の袖からてくてく歩いてきて甘いよって言ってくるモーくん。投げるところ見せてくれよ!って思ったけど袖で投げるモーションしてたみたいなのでそれが聞けただけでも幸せです...急に戦闘のリーダーみたいになってるモーくんかわいいわあ...

伯爵、怪我してるのでしゃがんだまま歌うんだけど、なんていうかめちゃくちゃかっこよかった...って!肩を抱くセバス!ずるいってば!

ウィルは自分のことを「地獄に落ちるでしょう」「でもその生き方しか知らないのです」って...せつない...ウィルの本編まだですか...ウィルのこと幸せにしたいんですけど...??

ナポ、アーサー、レオぴ、モーくんのシーン。Aエンドだと喋るけどBエンドだとセリフがないモーくんかわいい。MADE主演の舞台なんだなあって胸がいっぱいになる。Aエンドのナポがアーサーに言う、「お前ほんと女の子好きだな」って言うのがまじで割といつもの大河くんからのぶきへの感じで可愛い。呼びに来てくれるセバスかわいい。

最後の晩餐会シーン、みんなが笑顔でいるのがほっこりするなあ...。アイちゃんが多分りんごジュースなのかわいい。モーくんにこにこしてワイン飲んでるの愛しいなあ...。
「ほんとにお前は、コイツらが可愛くて仕方ねえんだな」って言ってるレオぴが可愛くて仕方ねえんだが!!!!!ほんっとに美人!!!!!レオぴまじ美人!!!!!

千秋楽カテコではMADE4人の挨拶とキャスト全員の紹介。いなばくんがレオナルドファンの皆さんいっぱい変顔してごめんなさいって謝ってたの可愛かった~~!!!MADE4人の中でやってない人がいるって大河くんに振ってくれて、「秋山さん」披露した上で「やるかー!」ってツッコミ(笑)見たかったけど大河くんそりゃやらないよね!!!!秋山さん見れてよかった!!!!けんちゃんは真面目にご挨拶して、キャスト紹介!端っこに避けてアンサンブルさんから紹介。前日お誕生日だったことも話してたりして出来る子けんとくん!仲良しなのわかるけどキャストさんみなさんに敬称つけようね!!!!!(笑)
「フィンセント役の......」空白長すぎて名前忘れたのかと思ったよねほんとに。「艶っぽいアルパカ!」って言って「んえ~~なんで~~!」ってなってる松本ひなたくん見てケラケラ笑ってるのほんっとに可愛かった......そのまま艶っぽいアルパカやってくれたひなたくんだけど、そのまま「シェイクスピア役の釣本南さん」って言って結局松本ひなたってお名前呼ばなかったけんとくん。お陰でひなたくんのTwitterのお名前が艶っぽいアルパカになる羽目に......ほんとごめん......大河くんも結局お名前紹介なかったよね......けんちゃんがんばろうね......大丈夫。フィンセントとモーツァルトのハグが可愛すぎてすべてを許しました......二人ともにこにこにこにこしてて天才だった......!!!!!ステフォ売ってくれ!!!!!課金したい!!!!!

感想は以上です(^ω^)

最初、グループでの外部舞台主演って聞いて、嬉しくて、ほんとに嬉しくて、でも2.5って知って戸惑って。知ってるけど触れたことないジャンルだし、ぜんぜん自分が受け入れられなかったらどうしようって思ってた(笑)実際、去年末の紅白とかで刀の人たちとか見てたけど...って感じだったし...

しかも、原作が好き、2.5が好きって人たちからボロクソ言われてつらかった。楽しみって言ってくれた数人の方が本当に救いでした。ありがとうございました。まあそんな方達の不安とかなんでジャニーズって気持ちは分からなくもないし、でもMADEのオタクとしては何がどうでも褒めようって思ってたし。盛り上げたいって思ってたし。わたしが褒めなくて誰が褒めるの?って感じでした。でも実は冨岡担、2.5に不安要素しかなくてしんどかったです。ビジュアルでても不安は拭えなくて、ゲネプロの写真みてさらに不安になるし。もうどうしようって思って(笑)でもさー、いやもうこれは自担に絆されるみたいなところかもしれないけど、いざ舞台の上でみたら「いやぜんぜん大丈夫じゃん!!そういえばこの人常に写真写り悪いんだった!!」みたいな気持ちでした。めちゃくちゃ痩せてたし、モーくんの衣装よく似合ってた。舞台後半から髪型がちょっと変更になってたみたいだけど、変更後しか自分の目では見てないから分からないけど、変更前はISLAND TVしか見てないけど、変わったあとの方が絶対いいじゃん...。髪の毛切ってくれた人ありがとう...。そんな動きにくそうな服で...その靴で...って思ったけど、よく踊るしよく跳ぶしよく回る。よく跳ねるおもち。歌って踊ったらまじMADEだし。OPで双眼鏡でモーくん見てたらすごい動きがうるさいやつが横にいるなと思って双眼鏡下ろしたらレオぴないなぴでした。いつものMADEじゃん、って。2.5あんなに歌って踊るんですね。好きです。舞台の内容、まあ、ツッコミどころはあるけどぜんぜん許容範囲内かなって思うし。他のキャストさんもまじでイケメンばっかりだし、結果としてめちゃくちゃハマって帰ってくるっていう(笑)千秋楽前に久しぶりにTwitterで検索かけたら原作のオタクの皆さんも千秋楽を寂しがってくださっててうれしかった。(発表の時にボロクソ言った人ではないかもしれないけど。)MADEそれぞれのことを覚えてくださっててうれしかった。MADEちゃんの頑張りを認めてもらえたようでうれしかった。
MADEちゃんの主演舞台、とってもとっても良かったです。わたしが2年前、冨岡健翔くんを応援するって決めたEXシアター六本木で、主演を務める舞台を見れた。EXに、主演で連れてきてくれた。うれしかった。ありがとう。また次のEXで会えるのが幸せだし楽しみ!!!
これからももっともっとMADEが輝けますように!!!あとCandy BoyとMADEが合同クリエやってくれますように!!!

SORASHIGE BOOK 「世界」 文字起こし


2019/3/3放送の加藤シゲアキSORASHIGE BOOK。音楽部の「世界」制作のお話を文字起こししました。

 

 

加藤シゲアキの今週の音楽部ー。さぁあー今週の1曲、でございます。ええーそうですね、あの、まあ、毎年やってるんでまだちょっと感想届いておりませんが、ソロのね、えー話をしようかなと思います。

えー、いやぁー、大変だったなあ(笑)結構、短い期間で、つかっ、作ったんですけどぉ、まああのー、WORLDISTAっていうアルバム名を聞いて、タイトルが先にまあ「世界」にしよう、ということから考えたわけですよ。それはなんかまあ、WORLDISTAって当然その、ねえ、VRの仮想空間みたいな話になってるんで、広い世界、になるなあと思っていたんですけども、えー、一方でほんとになんて言うんだ一人の人間としての世界、まあ僕「世界」って入ってる歌がそもそも結構好きなんですけど、うんー、でまあ、自分を巡る世界って言うかね、遠い世界じゃなくほんとに、えーまあ歌詞にもありますけど、半径数メートルの世界、っていうー、ところ、をまあ、なんかいつも僕も割と遠いテーマでね、まあ「あやめ」とかもそうだし、まあ「氷温」なんかはちょっとこう描写のね、多いものでしたけども、なんかそういうのをいつも作ってるんで、まあ「星の王子さま」とかちょっといつも、それこそコンセプチュアルなソロが多かった中でもう少し自分の生の声を今、まあ31になって、えー、まあ小説家としてもやらせてもらって、自分の言葉、で、世界を歌ったら、まあ個人的にもね、なんか、どうなるんだろうって楽しみがあって。まあそんな中で、作っていったんで、逆に言えば自分の思いみたいなものを、こう歌詞に当て嵌めていくんで意外とすぐ出来たみたいなところも実はちょっとあって、じゃあ曲どうすんのかなんとなーくだからこんなことかなあーみたいな感じで歌詞作りつつー、まあ最後まで曲の方向性をどうするか迷ってたんですけどね、ちょっとお洒落な方にするか、泥臭い所に行くか、最終的にはその折衷案みたいなところになったんですけど。それでーまあ自分、そのーまあギターで今回は、ギターの音が割とジャキジャキ、フォーキーな匂いのする、ものにしようかなあみたいなやっぱその方が世界って感じするじゃないですか、なんか、(笑)なんか自分を巡る、なんか、弾き語ってるような、イメージで、えー、ちよっと作ったらどうかなあー、という所で今回は打ち込みなんかもほぼせずに、いー、完全にギター、でデモを作ったんですよ。ほんででもねえ、やっぱその、シンプルなコードで最初作るってのもあったんだけど、コード、あのー、すごい好きな歌があって、それは、Just the two of usっていう、まあグローヴァー・ワシントン・ジュニアっていう、まあ聞いたらきっと分かると思うんですけど、Just the two of usっていう歌があって、あれの、コード進行があって、それはもうよく使われてるわけですよ。Just the two of us's進行(笑)っていうのがあるんですわ。そのコード進行でぇ、曲作りたいなみたいな、だからとにかくそのループで、まあそうした時点で割とでもお洒落にはなってしまうなーとは思ったんですけど、まあそれはそれでいっか、みたいな。うんー、でもまあ上手くハマんないとやっぱり少し、かっこよくならないんで、まあ迷いつつも、まあなんとか形になったんですけどね、あのーやっぱりちょっとこう、世界なんで、まあ「雨ざらし」って歌詞ありますけど、ちょっと雨の音から始まるのもなんか、あのー、そういうね、なんかー、うん、ちょっと過酷な、辛いけど、絶望と希望が一緒にあるような世界っていうか、途中でこういろんななんか、動物の音とかね、そういうのまあうまく歌詞にはめて使ったりとか、いろいろしてるんですけど、あのー、そうそう、あの、途中で「ザー」っていうそのノイズ、みたいな音が結構象徴的に使われてるんですけど、あれはー、あのー、いろんな、最初は動物の、ライオンとか、ヒョウとか、だったかな、いろんな人、動物の叫び声を、加工してたんですけど。まあそれプラス、僕の叫び声も使うっていう、まあ絶対聞いてもわかんないんだけど、素材として、めちゃめちゃだからマイクの前で叫ぶだけの時間とかね、「あー!」つって叫んだのとかを、加工して使ったりしたんで、そういう意味では、なんかストーリー的にもとても楽しい、あの、うん、なんか遊び心もね、やってて楽しい現場でしたね。えー、ギターも氷温と同じね、石動さんに弾いてもらって、あの味スタ、違う、えっとー、あちらでも一緒だったね、あのー、ENCOREにも来てくれた石動さんに、今回もお願いしつつ、まあベースもね、種山さんだったりとか、えー。ちょっとねえ、やっぱねえ、上手すぎるーね(笑)上手すぎるよ!っていう注文ね(笑)もっと下手に弾いてください、みたいな、上手すぎます、みたいな、いやでもいいんだよなあ、みたいなね、葛藤ありましたよね。なんかギターの合成なんかも結構いろいろとやり取りしつつ、えーすごい楽しく、作らせてもらいましたねー。うーん、なんかまあそうそう、結局、でもいつになく、言いたいことをこんだけ言えたし、自分のため、自分の歌を歌ってるようで、聞いた人がなんか、俺の歌だ、って思ってくれたらいいなーと、うん、僕にとっての「深夜高速」みたいなさ、そういう感じになるといいなあと思ってて。自分に対してのメッセージで書いたつもりですけど、んー、それが誰かに届くといいなあ、というところも含めて、「貴様が世界だ」というところで、ん、これはいろんな意味を込めて、まあここが、むしろここが最初に決まってたところもあるんですけど、貴様が世界だってのは、あなたが、自身が、世界の中心だ、っていうこともあるし、世界に対して、言ってるっていうところもあるっていうかね、対象が世界なのか、あなたなのかっていうのはまあいろんな意味を込めて、解釈できるように、作りました。はい、なんか、我ながら結構、割と急いで作った感じでしたけど、うん、なんかその分、ほんとに、言いたいことが言えた歌詞だったかなあ、と思います。なんかプロデューサーは、「振り返るには浅い人生を」っていうのがいい、って言ってましたけどね、んー、僕的にはやっぱあの、ドヤ顔でルリビタキを入れてたんですけど、なんかちょっと(笑)プロデューサーからするとドヤ顔は、ドヤ顔がすぎるぞって言われつつもね、まあちょっとおもしろ、遊びも入れつつ、まあ、ルリビタキを知らない人は、調べて欲しいなと思いますけど。まあなんかこう、幸せの象徴みたいな意味で、なんか辛い中でも、遠くに見える希望みたいなものがね、伝わると、生きていけるかなあ、なんていうね、ええ、世界生きていけるかなあっていうところも、あります。はい、えー、みなさんの、僕が作った曲ではありますけどみなさんの曲になったら嬉しいなあっていつになく、思える曲が出来上がりました。はい、思いを込めて作ったんで、えー是非聞いてください、加藤シゲアキで「世界」。

 


 

EPCOTIA DVD Jr映り込みまとめ

NEWS ARENA TOUR 2018 EPCOTIA のDVDが発売されましたね!!!!おめでとうございます!!!!ありがとうございます!!!!

 

NEWSのDVDといえばJr担としてはJrの映り込みが多くてありがたいことでお馴染みなのですが、今回のEPCOTIA、例年以上にたくさん映して頂いております。本当にありがとうございます。

自分もNEWS担なのですが、Jrくんたち覚えるとコンサートもDVDも楽しみが増えるので、ぜひ覚えてほしいな〜!と思ってまとめを書きました。MADE担なのでMADEに偏りがちですみません。MADEの中でも冨岡健翔くんに偏っていてすみません。あと間違ってることがあったらそっと教えてください……

 

 

今回のツアーJrは総勢12人!

MADE(めいど)の4人と、無所(ユニットに加入していない=無所属、の略)の8人です。

 

MADE

・稲葉光(いなばひかる)

        増田さんと仲良し。ENCOREのリハ中にお財布をもらいました。茶髪で前髪上げスタイル。MADEでいちばんの高身長。

・秋山大河(あきやまたいが)

        手越くんと同期。小山さんと仲良し。視線泥棒で映り込み多め。Jrパートの振付も担当します。黒髪。

・冨岡健翔(とみおかけんと)

        MADEの末っ子、アクロバット担当。NEVERLANDの彦星。黒髪で左目の下にお星様のボディーシール貼ってます。

・福士申樹(ふくしのぶき)

        シゲアキと仲良し。服を沢山貰ったけど紙袋が破けて大惨事になりました。MADEの眼力担当。茶髪。

 

無所

野澤祐樹(のざわゆうき)

        元noon boys。身長182cmのスタイルお化け。ベテランの安定感。黒髪。

・植田翔(うえだしょう)

        服、スニーカー好きで増田さんと仲良し。映り込み多め。刈り上げ。

・髙橋汐音(たかはししおん)

        ツアーJr最年少。ファンサで他担を落としに来る。茶髪。

・今野貴之(こんのたかゆき)

        花粉の今野貴之。ENCOREの小山ソロで歌ったあの子です。茶髪。

・荻野未友治(おぎのみゅうじ)

        照れ屋さんだけど自称セクシー担当。ツアーJr1の高身長。桃が好き。茶髪。

・新藤樹力(しんどういつき)

        NEVERLANDの織姫。強火増田担。ダンスが得意。暗めの髪。

・西村航(にしむらこう)

        小山さんにいじられがち。骨格のせいで顎が長い。恋のAGO。茶髪。

・森永祐二(もりながゆうじ)

        EPCOTIAからツアーに参加。2013年以来のNEWSバック。黒髪。

 

 

全員紹介したところで映り込みまとめます。映り込みというか、顔がわかるくらいのがっつりな映り込みだけ(と、簡単なフォーメーションだけ)書き出してます。

ちなみに銀座ラプソディ以外は12人全員出てます。すごい。

 

・EPCOTIA

1サビ終わり、EPCOTIAライナーを作っていたJrが見えます。先頭部分の左側に秋山くん、右側に冨岡くん。

2番の手越ソロパート「そうさ偉大な1歩」。手前に福士くん、その奥に西村くん。

 

・紅く燃ゆる太陽

サビあたりからJr登場。NEWSそれぞれと同じ四方に分かれます。

手越チーム:野澤、秋山、今野

加藤チーム:西村、冨岡、新藤

増田チーム:荻野、稲葉、髙橋

小山チーム:植田、福士、森永

間奏ではセンステで手越、加藤チームがダンス。

フォーメーションは上段左から新藤、冨岡、西村。下段左から野澤、秋山、今野。

曲のラストには冨岡健翔くんのロン宙が見られます。EPCOTIA唯一のアクロバット。「目つぶっても出来るんで」の名言が生まれたのがこちらのアクロバットです。

 

・LIVE

冒頭から増田さんフッキング担当の荻野くん。敬礼してる仲良し稲葉くん。奥ではシゲアキさんを髙橋くんがフッキングしてます。

センステでLIVEのVを作るJrが抜かれている時の左側に冨岡くん、右側に新藤くん。その直後のジャンプで抜かれているのも冨岡くん。

手越くんが「子猫ちゃ〜〜ん♡」と言っている時にフッキング外してるのは今野くん。増田さんをお姫様抱っこしているのは新藤くん。奥で飛び跳ねてるのが冨岡くん。

増田さんと「振り向いて欲しい」のパートで敬礼してるのは植田くん。

小山さんのフッキング外しは新藤くん、その横でなにか受け取ってるのは冨岡くん。

「花束そして〜」のところで手越くんと映ってるのは秋山くん。

「抱きしめてもいい?」で手越くんを抱きしめてるのは西村くん、秋山くん、野澤くん。

挨拶の並び方は左側から今野、森永、植田、野澤、福士、冨岡、小山、手越、増田、加藤、秋山、稲葉、新藤、髙橋、西村、荻野。

 

余談ですがマルチアングルで加藤アングルにしていると、加藤さんにちゅーする秋山大河くんが見れます。チャンスの神様にお祈りしている西村秋山野澤チームも見れます。

 

・NYARO

センステにMADE登場。奥側から秋山、福士、冨岡、稲葉。

サビ前の「ラブソングみたいに」のところでハート作ってるのもMADEです。ハートの左側が冨岡くん、下側に稲葉くん、右側に福士くん、真ん中が秋山くん。MADEちゃんの可愛いところが全部出てます。

 

恋する惑星

四方に分かれたJrのところにNEWSが4人で歩いていきます。下のチームはNEWSが行く順番で書いています。

①:荻野、秋山、髙橋

②:野澤、稲葉、今野

③:新藤、冨岡、森永

④:植田、福士、西村

③のチームの後に「旅してきた」のパートで抜かれているのはチーム②。真ん中でいちばんはしゃいでいるのがツアーJr最年長の稲葉くん。かわいい。

 

・銀座ラプソディ

Jrは8人のみ。

Aメロの並びは左から野澤、新藤、秋山、稲葉、小山、髙橋、植田、福士、冨岡。

小山さんから指輪を抜きとる係でがっつり抜かれるのは秋山くん。映り込みとかのレベルじゃない。

サビ後列は左から植田、髙橋、新藤、野澤。前列に左から稲葉、秋山、冨岡、福士。

 

・JUMP AROUND

ラップ後の間奏からJr登場。

小山さんと手をぱちぱちしてる青いパーカーは仲良しな秋山くん。

JUMPのところで小山さんの右隣でスローで抜かれているのが稲葉くん。派手なズボンが目印。

 

・BLACK HOLE

よく映るのはNEWSの後ろにいるMADE。手越くんの後ろの福士くん、加藤さんの後ろの冨岡くん、小山さんの後ろの秋山くん、増田さんの後ろの稲葉くん。

マルチアングルを駆使するとJrがたくさん見れます。「悪女」とか「後ろから鷲掴むbody」の冨岡健翔くん、おすすめです。

 

・氷温

氷温ガールは新藤樹力くん。NEVERLANDの織姫に続く抜擢です。

イスの係は野澤くん。

ラストに氷温ボーイ加藤シゲアキエスコート係は稲葉くん。伸ばした手が美しい。

 

AVALON

Jr全員出ています。フォーメーション複雑なので割愛します。

 

・UFO

2番からJr登場。2番サビの「さよなら次の星の彼方へと」でNEWSの前に抜かれているのが野澤くん。カメラマンさんと編集さんが絶対野澤推し。

 

・EROTICA

終盤からJr登場します。このあとのメガロマニアと並びは同じ。

 

・メガロマニア

NEWSとJrが1列になって踊ります。

左から森永、荻野、冨岡、加藤、植田、福士、小山、新藤、野澤、手越、稲葉、髙橋、増田、秋山、西村、今野。

 

Mash up メドレー(時空の歪み)

 12人全員いますが、映り込み程度なので割愛します。

 

・4+FAN

MADEの4人だけ上着(QUARTETTOツアーの時のもの)を着ているので見つけやすいです!

「あの一瞬にかけたんだ」で小山さんと肩を組んでいるのは仲良し秋山くん。普段は「けーちゃん」と呼んでいる小山さんの肩を抱き頬にキスします。NEWSの近くにいすぎてMADEの風紀も乱れがち。

「背中押されたんだ」の増田さんの横で跳んでるのは新藤くん。かわいい。妖精。

加藤さんから「wow wow」を歌わせてもらっているのは福士くん。ここも仲良し。

エアギターは公演ごとに違う子が担当していましたが、収録日は左から植田、新藤、野澤、稲葉、荻野。

 

D.T.F

「春夏秋冬」で1列に並ぶJr。顔が分かるのは先頭から福士、野澤、新藤、今野くらいまでかな…。

ジャニーズJr〜!のすぐあとでジャケット肌蹴ながら踊ってるのは稲葉くん。5歳児でかわいい。

 

・weeek

満遍なくみんな映り込みます。

 

イノセンス

荷物運びのJrくんたち。

野澤冨岡の仲良しコンビが顔見合わせて荷物渡しながら笑っていたり、荻野くんが「頑張って〜!」ってしてるのが可愛いかったり、荷物に肘ついて「おいでおいで」してる秋山大河くんがさぼり上手だったり、一生懸命運んでる冨岡健翔くんが超可愛かったりします。

Jr紹介もこの曲。

稲葉、秋山、冨岡、福士、彼らがMADE〜!!手越くんからの「10周年おめでとうMADE〜!」の声が入ってます。

無所チーム1組目紹介順は野澤、植田、新藤、髙橋。

2組目は紹介順で森永、荻野、西村、今野。今野くんは泣いている西村くんの頭をぽんぽんしてくれてます。

紹介後に増田さんとハイタッチする稲葉、秋山。手越くんとハイタッチする福士、冨岡。

 

・HAPPY ENDING

アリーナに散らばって合唱の煽りをしているJrたち。途中、アリーナB6の前で煽る冨岡健翔くんが抜かれます。白くてもちもちでかわいい。

「忘れないで」で福士くん、小山さん、秋山くんの可愛い3人が映ります。

最後の「君のそばに」は奥から冨岡、野澤、稲葉、植田、今野、西村。

コタがEを倒して全力でコケる冨岡くん。そのEを拾って直そうとする加藤さんのお手伝いをしようとするが上手く持てない冨岡くん。かわいい。

小山さんとハグしているのは新藤くん。

コタの誘導は西村くん、今野くん。

ボンセンは野澤くん、植田くん。

カイは稲葉くん、冨岡くん。

 

 

 

以上です!!!!!!

ものすごい映り込みの多さに悲鳴を上げそうでしたがせっかくまとめたので、ここまで読んでくださった方ありがとうございました!!!!間違ってることがあればTwitterアカウント @rksgsnana までお願いします!!!

とうと・い【尊い】

 

①  身分・品位などが高い。高貴だ。たっとい。 「 - ・い身分のお方」 
②  敬うべきさまである。たっとい。 「 - ・い高僧」 「父母を見れば-・し妻子めこ見ればめぐし愛うつくし/万葉集 800」 
③  (精神的な意味で)価値が高い。貴重だ。また、意義深く重大である。たっとい。 「 - ・い経験」 「 - ・い教訓を残した事件」 「 - ・い犠牲を払う」 「その気持ちが-・い」 
④  (感覚的な意味で)価値が高い。すばらしい。 「赤玉は緒さへ光れど白玉の君が装よそいし-・くありけり/古事記 」 〔立派なさまを表す「太ふと」に接頭語「た」が付いたものが形容詞化した語という〕
 

 

 
まあwebで辞書を引いてみたらこういうのが出てきましたよ、というわけです。

 

いまの私に尊いの意味を問われたら間違いなく

「のんちゃんにっし11月30日更新分」

って言う。

 

この先は全部ポエムだよ!気を付けて!

 

 


今回の嵐のツアー。

そう多くはない出番のために、ジャニーズJr.は全部で20人(札幌と福岡の時点ではね!ここから1人増える予定だよ!)(予定は未定)、ツアーに帯同している。

1番年上のひと、31歳。1番年下の人、18歳。

世間的にいうジャニーズJr.の定義からはちょっと外れているようなお兄さん達、で構成された今回のツアーメンバー。まあわりといつものメンバーだけど。

 

そんなJr.の楽屋は、嵐が公演後に上げてくれるFC限定の動画の背景に映り込んでいた。

数秒、たった2、3秒で通り過ぎるような距離のところにドアが2つ。おそらく楽屋の端と端。20人の大人たちが過ごすのに、そう広くはないと思う。(嵐のおにーさんたちは同じかそれよりも広いスペースに5人だと思われる)

 

DANCESQUARE、っていう雑誌があって。

最新号にKAT-TUNのツアー「CAST」についてたJr.の座談会が載っている。

そこでも最年長だった江田さんは、こう話す。

 

俺、今回は全然みんなに怒んなかったでしょ?嵐の時とか、かなり怒るのに。

(中略)だから怒る必要がなかったんだよ。

 

江田さんって、猫だしふわふわしてて言葉少なだったりクールにスカしてるような印象がある人なんだけど、だけど猫なんだけど、実際はこの厳しさの上に立ってる人なんだよな〜〜!ってわたしがひとり盛り上がりました。ちゃんとやらないなら、いらない。そういう世界をきっちり生きている人。

 

(森継)でも、亮太くんのその時の様子を見て「汐音、これマジで怒られるやつだから、今はやめといたほうがいい」 って止めた(笑)

(江田)キレられるくらいでいいんだよ。

(目黒)そう言っておいて、本当にキレたら、どっかに行くでしょ?(笑)

(髙橋)それで僕だけ怒られる(笑)

 

もうひとりの大先輩、山本亮太さんは同じ座談会でこんな話をされている。(本人は不在)

この人も、怒るんだって。普段は元気いっぱい山本亮太!ってニコニコしてるかわいいりょうちゃんも、怒るんだって。

 

山本担になって2年以上になったのでこの2人がどんだけ真面目にステージの上のエンターテインメントに向き合ってきたか、少しは分かるようになったつもりです。この2人の喧嘩の理由がいつも真面目だったり、こうやって後輩に対してちゃんと怒れる先輩なことも、知ってはいました。

 

少し前に、Twitterでこんな言葉を見かけました。

「横並びでみんな仲良くってつるんで、上下もなく馴れ合ってる今のJr.は成長がない」

みたいな。ニュアンスなので、違うかもしれないけれど。

そうしない強さを持ったこの2人のことが、わたしは大好きだ。

 

ジャニーズJr.戦国時代、なんて言われて。

その時代が終わろうとしている今を振り返るツイートに名前なんて載せてもらえないけど。

それでもこの2人は戦国時代を生き抜いてきた。

 

生き抜くための戦略か、この道しかなかったのか、それは分からないけれど。

専属バックなんて揶揄われながらも本気でぶつかってきたことが、今の2人にはあるんだなーって。だから、後輩からしたら怖い先輩なんだろうなーって。

 

宇宙Sixができてすぐの頃、大河くんと林くんが、原ちゃんとめめちゃんのことを話す時に「林がいなかったらキツイよね」「あの2人(江田山本)だけだとキツイと思う」と言っていた。どんだけ怖いんだ。

 

CASTツアーについたJr.全員の集合写真で、センターを陣取り2人だけ椅子に座っていた。なかなかの輩感が出ていた。だから怖がられるんだよ君たち!!と言いたくなる写真だった。

 

 

そんな2人が!(本題に戻る)

楽屋のソファで。

1人がけ用のソファを2つ並べて。

頭をくっつけるようにして。

 

爆睡している。

 

なかなかの爆睡っぷりであった。

 

 

広くはない楽屋の多くはないソファ。

それを占領して爆睡する怖い先輩2人組。

 

もはや誰も起こせないんだろうな…起こせるの、MADEかはらめぐくらいなんだろうな…そんな2人を写真に撮って、自撮りまでして、web連載に上げられるの、のんちゃんだけなんだろうな…はあ、尊い。のんちゃんはデキジュすぎる。お歳暮を送らせて欲しい。口座を教えて欲しい。

 

そういえば、この2人がまだThey武道だったとき。

先に楽屋に戻ってきてもう寝たい林くんとりょうちゃん、あとから楽屋に戻ってきてご飯を食べたい江田さんという構図で、電気消したいはやりょと江田さんで揉めてたなって思い出しました。今この2人、一緒に寝てるんだね…。


 

奇しくもこの日、Love-tuneメンバー全員の退所が発表された。

期間に差はあれど、その日付けで退所したメンバーもいた。

 

そうやって、みんな去っていっちゃう。

 

発表されず、そっと去っていった子たちの数は、あまりにも多い。

 

でもわたしたちなんかよりきっとずっともっと多い人たちを、このお兄さん達は見送ってきた。辞めるタイミングなんか、多分いくらでもあった。それでも本気で向き合い続けてきた。

 

今回の嵐ツアー。出番ほんとに少ない。宇宙SixもMADEも最初の1時間で1曲しか出ない。

だけど、前半と後半で2回もJr.紹介してもらって、宇宙SixとMADEで外周まで回らせてもらって。大事にしてもらっているんだなあって、とても嬉しかった。

 

ここに、専属なんて揶揄われつつも確実に積み上げてきたものがある。MADEはNEWSで、宇宙SixKAT-TUNでつけてきた実力を持ち寄って嵐のコンサートに来る。

日本一チケットの取れないコンサートをする嵐の、そのコンサートで注目されても遜色ないと判断される実力がある。

それは本当に素晴らしいことだと思う。

たとえ、誰からも評価されなくても。

スポットライトが当たらなくとも。


 

その立ち位置を、信頼を、ちゃんと自らの手で勝ち取ってきたんだよなあって。

宇宙SixもMADEも、お兄さんたちはJr.歴10年越え、15年越えは普通。あまりにも報われなさすぎるだろ…と思うことが無いわけじゃないけど、それでも今のこの立ち位置で誰よりも輝くお兄さんたちのことが、わたしは大好きだ。

 

素直すぎるから喧嘩もするしそれをこっちに教えてくれちゃうし、「本当はこうしたかったけどこうなりました!」みたいなことまで教えてくれちゃうから心配になるけど。

 

ここまで続けてくれて、本当にありがとう。

 

どうかこれからも時間の許す限り、そして君たちがこの道を選び続ける限り、そのステージの上で輝き続けてください。

 

そしていつまでも、2人寄り添って、ぶつかりあって、力合わせて、この戦国時代を生き抜いていってください。

楽屋で寝ても誰も起こせないような、2人でいてください。


こんなブログを上げたくなるくらい、寝顔のえだりょは尊いです。みんなぜひ見てください。のんちゃん本当にありがとう。あの櫻井くんが着てた衣装ほんとに似合ってたから、あれでがっつり1曲やって。あと口座か住所教えて。