NEWSと私の3曲

今更ながら、2022年に実施された
「NEWS 20th Anniversary」楽曲投票の話をします。

 

私の3曲はコチラ。

・CRY(収録:NEWS)
・愛言葉(収録:White)
シリウス(収録:QUARTETTO)

いや~~悩んだ。悩みました。
コンサートとして大好きなNEVERLANDからも入れたかったし、最新の音楽からも入れたかったし、Quntastic!とか36℃とかSupernaturalとか秋の空とか、HIGHER GROUNDとかフルスイングとかバタフライとかSnowDanceとかDistanceとかイノセンスとかESCORTとか世界とかあやめとかなんだかんだURnotalneとかKMKとか三銃士とかも、入れたい曲はごまんとあって選びきれなかったです。それぞれの曲に思い出があってどれも捨てがたくて、なんで3曲なの?嵐のアラフェス投票だってもっとあったよ?と思いつつ、結局上記の3曲に絞りました。


・CRY

「明日は強くなれ 涙はいま流してしまえ」というサビのフレーズに、何度心を救われて、何度この曲と一緒に涙を流したことか。数え切れないほど、何度も私と一緒に泣いてくれたCRY。歌詞のとおりそのままに「勇気つめこめ」でめいっぱいの勇気をもらいました。
学生時代にしんどかったとき、実習中に怒られすぎて行くのが嫌になってしまったとき、仕事でなにもかも上手くいかなかったとき。言葉にできないくらいの小さなささくれも、叫び出したいくらいの衝動も、全部この曲が包み込んで流してくれました。駅のホームでも、茨城の海辺でも、暗くて狭いバックヤードでも、大海原の上でも、いつだってこの曲とNEWSがそばにいてくれました。比喩でなく、本当に一緒に。

私がNEWSを好きでいる理由のひとつに、共感性というか、共感してもらえること、があると思っていて、この曲はまさにそれの象徴のような気がする。私の気持ちに寄り添ってくれて、分かるよ、大丈夫だよ、って言ってもらえてる気持ちになれる。NEWSの応援歌人気が高いのはそういう曲が多いからじゃないかなと思っています。

上に書いた「世界」や「U R not alone」も似たような理由であげられるほど大好きなんだけど、一緒にいた時間がいちばん長いからかな、CRYがどうしても特別です。いつかまた歌ってくれるといいな。

 

・愛言葉

最初に世に出た時は「~てをひいて~」があったのに、正式にリリースされたらなくなって「てずてってとって」がよりファンにしか分からない暗号ぽくなったというところが大好きです。
「届けっ、愛の言葉」が歌詞として正式表記なのも、▢♡▽〇という記号の表現も、NEWSにしか出来ない表現で、NEWSにしか歌えない曲だからこそ大好きな曲です。

私がNEWSを好きになったのがチャンカパーナが出て、10周年で、というタイミングで。その頃に初めて聴いたこの曲はある意味「憧れの曲」。NEWSのファンになったらNEWSにこんなに愛してもらえるんだ、と思ったことを今でも覚えています。
NEWSのファンをしていると時々、意味がわからないくらいしんどい思いもするけれど、そんな時にもこの曲があれば大丈夫と思わせてくれた。よくNEWSは宗教だと言うけれど、もしかしたら愛言葉が私のNEWSに対する宗教観を作ったのかもしれない。愛して愛されて、笑ったり泣いたりして、NEWSのくれる言葉の魔法にかけられる、そんな宗教。

「甘えたり 泣いちゃったり 支えて」そうやって歩んできたと、好きになってもうすぐ10年になる今は胸を張って言える。「10年前の僕よりもっと君を笑顔にさせてみせるから」は有言実行してもらえたよ。あの頃憧れてたNEWS担はこんな宗教だった気はしないけど、今の私のNEWS担としてのスタイルは気に入ってるよ。

シリウス

なかなかCMのなかった時期から突如いろいろなタイアップをいただけるようになった2015年。なんだか奇跡みたいな時期だったね。そして今もまたそんな時期になっているのかもね。

「このまま時を止め 夢のままいられたら」という歌詞を好きにならないジャニオタはいないんじゃないでしょうか。コンサートの夢のような時間、永遠に終わらないでほしい・・・


「君を離さない」と歌ってもらえる幸福感、「空に願う」というフレーズで東京ドームの天井を見上げる仕草、「永遠だったときめきを置き去りにして」という歌詞が持つ共感性の高さ、どの歌詞も寂しさと愛しさが同居していて大好きで大切な曲です。

歌詞はもちろんなんですが、この曲が大切なのは歌割りが嬉しかったからに他ならないです。歌い出し、手越祐也くん(以下てごぴ)の圧倒的な歌唱の上ハモにいる加藤シゲアキさん。とにかくこれが至高。ちょっとずつ加藤シゲアキさん(以下しげぴ)の歌唱が評価されるようになっていたあの頃、てごぴのボーカル、あまりにも圧倒的でもはや絶対的とも言えるあの歌声に添えるハーモニーとしてしげぴが、しげぴの歌声が選ばれたことが嬉しくて嬉しくてたまらなかった。てごぴとしげぴ、つまりテゴシゲという、NEWSの末っ子2人の堂々たる歌い出しがあまりにも最高。初年度(QUARTETTO)ではセグウェイとかいう謎演出の餌食になったものの、次年度(NEVERLAND)ではテゴシゲのハーモニーを存分に堪能できる形での披露になってテゴシゲ担の私が歓喜しました。しげぴの歌の1年間の進化も感じることが出来て、今でも大好きなのはNEVERLANDオーラス東京ドームのシリウスです。振り付けの手の動きも好きです。テゴシゲが同じ振り付けをして、揃っているのに、なんだか違って見えるのもテゴシゲのテゴシゲたる所以。結局テゴシゲしか勝たん。そういえばこの時コヤマスってなにしてるんですか?踊ってるの??

ところで「シリウス」というのは全天中で最も明るい恒星(太陽は除く)のことですね。この曲ではそんな明るい星に恋の相手を例えて歌っているわけですが、なんというか、あまりにテゴシゲすぎるよなあと思ったことがあります。お互いの才能や努力を真正面から肯定し合うテゴシゲには、この曲が良く似合いますね。

最近のしげぴはファルセットの歌割も増えたし、なんでか歌割も増えたけれど、シリウスの上ハモをもらえた喜びは今でも一番の喜びだと思えるし、この曲があるから今の上ハモももらえるんじゃないかなんて思ってはいます。


以上3曲!
なんか結局テゴシゲの話しかしてない。でもテゴシゲが今でも大好き。

私にとって「最も近くにいてくれた曲」と「NEWSへの気持ちを作った曲」と「いちばん大切な思い出の曲」の3曲。極論、この3曲への気持ちがそのままNEWSへの気持ちとして昇華されているような気がしてこの3曲にしました。
例え1曲も2023年に歌わなかったとしても、なんだか今のタイミングでこの気持ちを整理できたのはいい経験になりました。もうすぐNEWS担10周年だってこれ書くまで気付いてなかったし(笑)

音楽ツアーでもう一度NEWSに担降りした気分になった私の、今の気持ちを書けて良かった。これからも、3人肩を並べて、歌い続けていてね。