私のアイドル、私たちのアイドル。

今週のお題、「私のアイドル」と聞き飛んできたらすでに木曜日でした。すでにお題はゲン担ぎに変わっていました。めげずに私はアイドルについて書きます。

 

 

私には自担と呼べる人が何人かいるし、自担とは言わないけど好きなアイドルもたくさんいる。

 

中でも今日は、NEWS、そして加藤シゲアキさんの話をしようと思います。

だいたいNEVERLANDの話になりそうです。

 

 


先日、「NEWS LIVE TOUR 2017 NEVERLAND」のDVDが発売されました。

6月にツアーが終了してからずっと待ち望んでいた発売。

 

私は、多くのファンがそうであるように、そして私は私だけの感情で、このツアーに対しての思い入れが強かった。初めてNEWSでの遠征を経験したし、辛くて厳しかった実習もこのツアーに支えられた。

そして毎公演、どこかで必ず涙を零した、そんなツアーだった。

 

 


このツアーの中で私の自担、加藤シゲアキさんが歌ったソロ曲は「あやめ」

LGBTの歌と勘違いされるけど、それだけではない、すべての多様性を肯定してくれた歌です。

 

難しいことばっかり言ってるけど、歌われていることは単純で、だからこそ優しくて。日々の色々な悲しみや痛みを包み込んで、明日を生きる勇気をくれる歌です。過去の痛みさえ消化してくれる。私なりに想像している加藤シゲアキという人物は、なんだかいつも生きづらそうで、頭でっかちで躓くし、何をされても「いいよ」って赦しちゃうし、自己評価が低くて否定から入りがちだし、小さなことにも自分の非を見つけて認めて生きていくし、努力家だし、顔はかっこいいし、とにかく核の部分でとても優しい。だけど、そんなシゲだからこそ、私たちのことを包み込んで、丸ごと寝かしつけるみたいな、そのくらいあたたかい歌になるんだなって思っています。空から落ちてくるのを待つしかない頼りない蜘蛛の糸に縋るのでなく、飛んで魅せようというシゲアキさんが好きだし、好きになれてよかったと思っています。

 

演出で伝えたかったこと、私には全部は理解できないけど、それが悔しくて泣いたこともあるけど、それでも虹を渡って虹をつかむ姿は美しかったし、私はその姿に救われました。

cause i need u cause i love u

knock knock open the door

never give up, beautiful world

makin'a good thing better

この部分の力強さが大好きでした。

 

東京ドームで「あやめチャレンジ」をしたように、メンバーである3人があやめを愛してくれたこと、私はとても嬉しかった。NEWSはみんな生きることが好きだけど、ちょっと生きることに不器用な人たちだから。3人のあやめ、すごくよかったよ。ジュニアも、スタッフの皆さんも巻き込んだ盛大な悪ふざけだけど、あの愛しかない空間は唯一無二で、なにより楽しそうな3人を見て、私も楽しかった。「褒めてやらぁ」が聴けて嬉しかった。「あやめはかく語りき」…ではなく、今年の曲も楽しみにしています。

 


NEVERLANDを語るうえで外せないのは、やっぱり「U R not alone」。

 

初めて聴いたとき、実習の帰りの路線バス内で人目も憚らず泣きました。コンサートで聴いたとき、体の全部を使って、全身全霊で歌ってくれるNEWSが嬉しくて、この人たちが好きだなぁと思って、何より歌に勇気付けられて、たくさん泣きました。

 

NEWSメンバーは、去年、他人の悪意に晒され、身内だと思っていたファンからも攻撃され、私だったら人間不信や鬱にでもなってしまいそうな、そんな状況の中でツアーを走ってくれました。
いや、自己管理や自覚の足りなさがこの事態を巻き起こした一つの原因であることは私だって気づいているけれど、それでも可哀想なくらいの悪意の中に投げ込まれていたと思う。仕事なんだからアイドルとしてステージで笑顔を振りまくのも当たり前のことだけれど、だけどそれが当たり前じゃないことも、当たり前のように見せてくれるアイドルの強さも私は身をもって、去年初めて感じました。

 

リフターの上で佇んでいる顔がなんとなく沈んでいて心配していたらファンサをくれた彼のことも、傷つくこと恐れずにファンを信じて、態度だけでなく言葉で全部伝えてくれた彼のことも、憧れの舞台でついに涙を零した彼のことも、崩れそうな仲間を支え続けた私の愛する自担のことも、大好きだと改めて思いました。

 

一緒に歌ったサビ部分、

例えばこの声が届くならば誰でもいい
聞こえますか
胸張ってさあ叫ぶんだ
全部詰め込んだこの宣誓を


この歌詞が私は大好きで。
毎回ここを歌うと泣いてしまう。

 

誰でもいいから届けたい、それほどの想い。NEWSが会場にいるファンに、それぞれの場所にいるファンに、会場にいるファンがNEWSに、遠く離れた友人に。ここにいるよ、大丈夫だよ、一緒にいるよ、頑張って、一緒に頑張ろう、大好きだよ、ありがとう、また会おう。言葉では表しきれないほどのたくさんの想いがありました。誰かに届けばいいと思った想いも、あの子に届けと思った想いも。

 

 

オーラス公演、NEVERLAND最後のあの日。
ファンはもちろんのこと、NEWSのみんなもきっと届けたい想いを両手に抱えきれないほど持っていたと思う。「U R not alone」の合唱は、それまでのどの公演より大きくて揃っていた自信があるし、一番想いの通い合ったURだったと思う。

 

最後、私たちのNEWSコールに応えてくれてありがとう。マイクなんか持ってなくて、たた、一本に伸びた花道を真っ直ぐ歩く4人のことが大好きで、大好きで。少しでも伝わればいいと思ってたくさん声を出しました。誰かが初めてくれた、ファンからの「U R not alone」の合唱。届きましたか。私たちが味方だという想いは受け取ってもらえましたか。

 


ステージを降りるその時まで、涙を零さなかった手越くんのこと、私は大好き。強くあろうとしすぎて、心配になりました。ずっと心配してた。弱い部分を見せたくなかったと思うけど、それでもファンに泣き顔を見せてくれてありがとうと私は言いたい。だって大好きだから。私たちの前で泣いてくれた手越くんの泣き顔すら愛しくて、大好き。手越くんがもう悲しい涙で泣かなくていいように、オタクは頑張るよ。

 

 

そんな手越くんと一緒に泣いてくれた小山さん。ツアー、走り切ってくれてありがとう。たくさん辛い思いをしたよね。ちゃんと泣けましたか?優しくて強い小山さん、たまに心配になります。でもステージに出てきてくれてありがとう。楽しませてくれてありがとう。ファンを愛してくれてありがとう。日々を頑張らせてくれてありがとう。小山さんが幸せなら私たちも幸せになれそうな気がします。

 

 

花道をしっかり、引っ張るように歩いてくれた増田さん。増田さんは大丈夫ですか?私の目にはいつもかっこいい増田さんか可愛い増田さんしか映らないのでびっくりします。あの時手越くんをステージに引っ張り出し、ともすれば立ち止まってしまいそうな人たちを含む3人を、横並びだけど先導するように歩いてくれてありがとう。増田さんの歩みの強さについて行こうと思います。

 

 

挨拶の音頭をとり、最後にファンに一礼してからステージを降りた加藤さん。シゲのその強さと優しさ、そして成長に私は泣きました。シゲの人生がNEWSにあって良かったと何度も思います。NEWSにシゲがいてくれてよかったし、シゲにNEWSがいてくれてよかった。末っ子チームだけど、確実にNEWSを引っ張る力を持っているシゲのことが、担当を名乗るオタクとしてとても誇らしいです。ありがとう。大好き。

 

 

 

この話、長いね?

でももうちょっとだけするよ。

私たち、とタイトルに冠したところだよ。

 

 

 

私は前述のようにNEVERLANDに強い思い入れを持っていたし、持ちすぎていたので、DVDを見たら必ず泣いてしまうことが分かっていたし一人では到底受け止めきれないと思っていました。

 

ところが私には優しい友人たちがいました。

 

東京ドームで一緒に泣いた友人たちと、あの日と同じ服装で集まって、みんなでもう一度NEVERLANDに足を踏み入れました。あの日のように自然と声を出し、気付けば涙が溢れて止まらない。今日はみんなで泣いて、そしてそれを受け止めてくれるみんなと見ることが出来て本当に良かったです。

 

みんなは本当に毎日頑張っていて。すごいの、みんな。私の友だちと呼ぶのも烏滸がましいほどに。社会人も学生もみんな毎日頑張ってて、不安なことも辛いことも悲しいこともみんな自担がいるから、現場があるからって乗り越えてきてくれるの。だからこそみんなで集まれるの。すごいでしょ、私の友だち。私なんかまだまだだな、もっと頑張らなきゃいけないなって思う。プレッシャーや見栄でなくて、切磋琢磨するみたいに影響し合ってる感じ。みんなは、と一括りにするのはもったいないほど個性的で魅力的なみんな。オタクのスタンスはそれぞれだけれど、それでもNEWSが大好きなみんな。自担愛に溢れていて、日々の支えが自担で頑張ってるみんな。そんなみんなとのNEVERLANDは本当に楽しかった。余談になるけど、そのうちの一人の誕生日サプライズもNEVERLANDに沿ったものにして。企画段階から楽しかったし成功して喜んでもらえて本当に良かった。

 

みんなの事が大好き。みんなが大好きなNEWSが私も大好きだし、みんなと観るNEWSも大好きだし、みんなと会いに行くNEWSも大好き。

 

結局のところNEWSが大好きなんです。

ステージに立って、アイドルとして力一杯輝いているNEWSが大好き。

 

15周年イヤー、これからももっともっと期待しています。

 

またみんなで鑑賞会やろうね。